平成29年度の活動について

*本年度は、今までよりもさらに臨床に役立つ知識を取り入れていただきたく、新たに「運動学に関する講義」と「合同症例検討会」を実施することと致しました。

 

 運動学については、当学会の一番の要とする「機能解剖学的触診技術」の大きな基礎となる部分であり、当学会理事の林典雄先生が大事にする大きな基礎の部分の1つでもあります。これに関する知識を深めることでさらに機能解剖学を理解し、触診技術を高めるための一助としていただければ幸いです。また、臨床における評価及び治療に直結した内容でもあるので、この内容を基に日々の臨床に生かしていただければと思います。

 

 合同症例検討会については、「1症例をしっかりみる」という当学会の基本コンセプトに基づき、1症例に対し長い時間をかけて検討し、必要な評価・治療を導きだしていくという作業を行っていきます。合同で行う目的としては、

 ①関東全体に当学会の基本コンセプトを広げていきたい

 ②3支部のグレードAAA、AA、Aの先生方が数多く集まり検討内容が充実する

 というところにあります。これらの新たな2つの試みを基に、「とても勉強になった」「基礎に関する知識がより深まった」「臨床に生かしやすい知識・技術がたくさん得られた」と受講者の方に行っていただける会を目指していきたいと考えております。

 

 また、本年度より新たなスタッフも加わり、より充実した内容をお届けできる環境が整ってまいりました。スタッフ個々の能力も非常に高い能力を有しており、受講者の皆様に必ず良いものを提供できる会であると思っております。

 

 今後とも千葉整形外科リハビリテーション研究会ならびに整形外科リハビリテーション学会千葉支部をよろしくお願い致します。

            千葉整形外科リハビリテーション研究会代表 源 裕介

 

平成29年度活動指針